12月1日、羽田イノベーションシティコングレスクエア羽田にて開催された「D's Idea Pitch」に弊社代表の多田が登壇し、「AMR: Mighty」によるスマートシティの実現をテーマに据えたプレゼンテーションを行いました。
「D's Idea Pitch」は最先端テクノロジーを武器に、経営から健康医療分野に至るまで、社会全体のイノベーションを担うスタートアップ企業5社が登壇するイベントです。
本記事では、弊社代表の多田によるプレゼンテーションを中心に、イベントの様子をお届けします。
【開催概要】
■ 主催:大和ハウス工業株式会社様
■ 日時:2022年12月1日(木) 15:00-16:30
■ 会場:羽田イノベーションシティ コングレスクエア羽田(東京都大田区羽田空港一丁目1番4号)
■ 参加費:無料(事前登録制)
■ イベントHP:
会場入り
今回の多田のプレゼンテーションの主役である、Mightyとともに会場入りしました。
使用するパソコンと資料は、Mightyの上に載せて席まで運んでもらいました。
机と机の狭いスペースも難なく通行していきます。
Migthyの操作は、技術開発部の川上が担当しました。ゲーム機を思わせるコントローラーを手に、
「ゲーム感覚で動かせます」
と笑顔が見られました。
開催のご挨拶
定刻通り15時に開始し、冒頭では主催のご担当者様よりご挨拶をいただきました。
「各社の交流の場として、新たなイノベーションが生まれる場となることを期待します」
というお言葉とともに、本イベントは幕を開けました。
Piezo Sonicのプレゼンテーション
4社のプレゼンターの中では、トリを飾った弊社。
代表の多田が登壇し、屋外走行可能な搬送用自律移動ロボット「Mighty」によって、Society5.0に基づく「超スマートシティ」の実現についてお話しました。
弊社は、モーターとロボティクス技術により「ケガや病気になっても楽しめる生活ができる社会の実現」を掲げています。
弊社が描く社会の実現にあたって、大きな課題となるのが「日本の労働人口の減少」です。
2022年現在、日本の労働人口は約7000万人ですが、10年ごとに650万人ずつ減少し、2040年には5787万人と予測されています。
あらゆる場面での人出が減少し、暮らしの中で人手を要するサポートも手が回らなくなっていくことは想像に難くありません。
この課題に対し、弊社は搬送ロボット「Mighty」によって、暮らしの中での「重い荷物を運ぶ」という力仕事を代用できる社会を実現します。
あらゆる場面での稼働に対応するために、人が歩けるところにはどこへでも行けるロボットを目指しています。
平坦な道はもちろん、15センチの段差をも超えることができるため、歩道と車道の間の縁石にもつまずくことなく走行することができます。
また、今回は神田工業さんのサポートを受け作成した、Mightyのプロモーション動画の上映も行いました。
実際の場面で稼働している様子を動画でご紹介することで、弊社がMightyによって実現を目指す社会のイメージがより伝わりやすくなったと思います。
会場の皆様も興味深そうにご覧になっていました。
今後は荷物を運ぶだけではなく、見守りや巡回、案内やイベント紹介といった多岐にわたる機能の搭載も考えています。
それにより、工場などの省人化や、Mightyの管理や運用といった雇用の創出も目指しています。
プレゼンテーションの締めとして、多田は「Mightyは、ロボットとクラウドに保存されたデータのみで完結するサービスではない」ということを強調しました。
このロボットの先には、人の姿があります。
弊社はMightyを通じて、その先にいる人との活発なコミュニケーションが生まれることを目指しています。
それこそが、弊社の目指す社会であり、今回のプレゼンテーションの中でも特にお伝えしたかったことでした。
終わりのご挨拶
各社プレゼンの講評を担当されたご担当社様よりご挨拶いただきました。
「企業同士の連携をさらに強化していくことで、さらにいいサービスや商品を生み出す力にしてください」
とのお言葉をもって、本イベントは閉幕しました。
プレゼンテーターや参加者との交流
イベント終了後は、各社のプレゼンターやイベント主催者、来場者との名刺交換や懇談の機会が設けられました。
Mightyについての質問が寄せられたり、Mightyを写真に収める人の姿も見られました。
この場での出会いやアイディアをきっかけに、自社のみならず業界全体、ひいては社会全体の発展につながるサービスや商品の誕生に期待しています。
今後も多くの方に、弊社や弊社製品「Mighty」に興味を持っていただけますと嬉しいです(^_^)
お問合せにつきましては、直接弊社までご連絡ください。