9月3日(火)L×T bridge ライフサイエンス×DMM.make AKIBA~人のつながりで革新を~にて、多田が講演を行いました。
本イベントは、 ニューテクノロジーとライフサイエンス領域それぞれのエンジニア、科学者、医師、事業家等がこのイベントをきっかけに交流し、互いの分野について理解を深めることを目的とし、新たなイノベーションへのきっかけを作る “ライフサイエンス&DMM.make AKIBA ”ミートアップです。
スタンフォード池野文昭先生の講演
『医療とテクノロジーの懸け橋になる』と言うテーマで開催されたこちらのイベントは、スタンフォード大学の池野文昭先生による講演で幕を開けました。
※一部の人は、講演前に行われたDMM.make AKIBA施設見学ツアーから
PROFILE池野 文昭
Stanford Biodesign Stanford University Program Director(U.S)Japan Biodesign MedVenture Partners取締役
講演では世界の医療現場と医療関連機器メーカーの現状と、『医療』と言う産業、ものづくり、テクノロジーにおいて重要なテーマの分野・業界において、日本の企業がいかに規模が小さいか、ものづくり以外の面からみた課題を、わかりやすくお教えいただきました。
内容はこちらをご覧ください
簡単にまとめてはいけないかもしれませんが、
とても面白かったです。
ショートプレゼンテーション DMM内に拠点を設ける医療機器開発企業の代表として登壇
多田を含む、登壇者はこちらの皆様
ダニエル・マグス氏(Bisu, Inc.共同創始者兼CEO)
田中 彩諭理氏(株式会社HERBIO代表取締役)
菊川 裕也氏(株式会社no new folk studio代表)
多田 興平氏(株式会社Piezo Sonic代表取締役)
奥出 えりか氏(しっぽコール代表)
関口 哲平氏(BionicM株式会社経営管理部長)
柳瀬 陽一氏(株式会社wkwk代表取締役)
皆さん、熱いプレゼンが続く中、多田は5番手として登場
司会の方に、弊社はゴリゴリのハードウェアメーカーだと紹介されていました。
確かに、ライフ、エンタメ、コミュニケーション分野の開発を軸とする企業が多い(気がしている)DMM.make AKIBAにおいては弊社は少し異色な存在です。
医療関係のテーマと言うことで、主力商品である超音波モーターについてご紹介させていただきました。
超音波モータは、駆動力に磁力やコイルを利用せず、周波数によって伸縮させ摩擦力を利用して駆動することを特徴としています。これによりMRI内の搬送用モータや強放射線環境用モータとして活用されていますので。
専門家に技術の詳細を伝えるプレゼンではなく、一般の人に製品の概要を伝えるプレゼンでしたので、いつもの資料とは異なる、少し洒落たプレゼン資料で説明していました。
座談会
座談会(登壇者およびモデレーター) 池野 文昭氏(Stanford Biodesign, Stanford University Program Director (U.S) Japan Biodesign, MedVenture Partners取締役) 本荘 修二氏(本荘事務所代表、厚生労働省医療系ベンチャー振興推進会議座長) 曽山 明彦(LINK-J理事兼事務局長、厚生労働省医療系ベンチャー振興推進会議構成員)
曽山様(左)から、
PiezoSonicのモータは非常に面白い
とお褒めの言葉をいただきました。同時に、
Piezoはテクノロジーはあるけど、この商品を、医療分野に対して、どうやって売り込んだら良いかわからないよな~
とも言われました。
先生のアドバイスでは、展示会などで情報を求める人は、基本的に技術を知らない人が多いそうです。
だから、そういった人たちに対して、
自社の強みや製品の特長は『一言で言える』ように準備しておかないといけない。
ということでした。
今回のイベント、厚生労働省と文科省からも見学者の方がおり、挨拶をされていました。注目度の高さがうかがえました。
DMMさんって凄いですね。
懇親会
DMMさんのイベントですから、いつものように料理と飲み物が・・・
この日は特にカツサンドが美味しかったです
見学者が会場で乾杯をしながら談笑。講師はカウンターの前に立ち、興味のある人の訪問を受け、そこで話をするスタイルなのですが
一般的な講師の方と多田の違い
弊社のカウンター
無人です
多田
池野先生とご挨拶
写真撮りながら聞いていましたが、
色々おほめいただきました。
本荘様とご挨拶
色々話しこんでいました。
まとめ
締めの挨拶で池野先生が「日本の産業を強くしたい。そのために、皆の協力が必要です」と日本の起業家たちへ応援とエールを送られました。
医療とものづくり、どちらの立場も包括した、一言だと解釈しました。
先生は、19年はアメリカと日本を36回往復するようで、計算すると12か月のうち1ヶ月は空の上とのことです。
それもこれも日本のためだと。
素晴らしいスピーチでした。
本当はもっと大勢の人がこぶしをつくあげているのですが、うまく撮れませんでした。
写真も撮り終わり、メモもある程度まとまったので、
社長、僕帰ります。お疲れ様でした。