11月14日~17日、ドイツのデュッセルドルフで開催された国際的な医療機器展「MEDICA/COMPAMED」へ出展しました。
2019年以来2年ぶりに参加し、前回同様に弊社代表の多田単独での渡独となりました。
なお、弊社は東京都の支援を受けて出展しました。弊社のほかにはMEDICAが4社、COMPAMEDが10社参加し、計14社集まりました。
前回と比較すると雰囲気が大きく変わり、MRIがらみの装置を作っている会社はかなり減った印象を受けました。
2019年頃と比較すると、国が補助金を出して開発を支援していたものがなくなったり、コロナの流行によって簡易的な持ち運びの装置が増えていたりと、以前とはターゲット層が異なる製品が多く見られました。
また、今回の展示会では、訪問者様が製品を持ち込む形でのミーティングを数多く行うことができたとのことでした。
展示会の3日目には、NRW州のイベントにて、多田による英語でのプレゼンも行いました。
多田いわく、「普段とは違う緊張をした」とのこと。緊張している多田はなかなかレアなので、生で見てみたかったです。
今回の展示会では、前回同様に通訳はついていましたが、弊社のモーターを知らないお客さんも多かった中で自力での英語による交渉を数多く行ったようです。
持ち帰った名刺や資料を見ると、非常に多くの来場者が訪れていたことがうかがえました。訪問客はコロナ前の2019年と比較し、なんと2倍以上にも及びました。
また、今回はMightyのプロモーション動画を制作し、ピエゾソニックモータの応用製品として上映したため、これをきっかけにブースへ訪問される方も多かったようです。
ドイツでの様子
今回は展示会以外の食事や宿泊などの場面でも単独行動が多かったようで、最終的には料理の注文のみならず、現地のお店での過ごし方にもだいぶ慣れたようです。
「ドイツ料理は食べ飽きた」
これは前回も言っていたましたが、それほどドイツにも馴染んできたということの表れでもあるのかもしれません。
また、前回はコンパメッドのチケットは電車の切符も兼ねていましたが、今回はそうではなかったようです。切符も多田自身で手配し、扉の前の刻印機での刻印なども見よう見まねで行いました。
最後に「今回きつかったことは?」と尋ねると、現地での一人の時間の過ごし方やプレゼンではなく、
「往復の飛行機ではマスク着用。それだけならともかく、そのまま寝なくてはいけないのがつらかった」
との答えが返ってきました。ドイツではマスクしている人はほとんど見なかったようです(電車ではマスク必須)。
そして、なんといっても、行きはバッグとトランク2個の大荷物でしたが、東京へ帰ってくると、
「荷物がない!」
調べたところ、荷物はフランクフルトに置きっぱなしという、とんでもない状況も経験したようです。
出張最後の夜には、これからクリスマスへ向けて街中には活気があふれてくるという話を聞いたようです。きらびやかなクリスマスの装飾も写真に収めたかったところですが、それはまたの機会に。
なお、多田は土曜日まで現地に滞在し、15時間のフライトを経て日曜日に帰国、翌月曜日からは通常通り出勤です。
それどころか、月曜日の朝イチには打ち合わせが予定されているというタイトな日程での渡独でした。
後々、前述した通り荷物が戻ってきていないという状況での出社だったことを聞いたのですが、月曜日の多田はそんなことは全然感じさせない普段通りの多田でした。
時差ボケの解消もままならぬまま出社していたのに・・・改めてすごいと感じました。