株式会社Piezo Sonicは、東京都主催の「NEXs Tokyo連携事業創出プログラム」にて、第6期受講企業「JUMPコース」における「最優秀企業賞」を受賞いたしました。
2023年11月8日(水)には、NEXsTokyoコミュニティースペースで「NEXs Tokyo 第6期 連携事業創出プログラムデモデー」が開催され、各社受講企業によるピッチおよび授賞式が執り行われました。
「NEXs Tokyo 連携事業創出プログラム」とは
東京都が実施する「NEXs Tokyo (Nexus Ecosys tem Xs Tokyo)」プロジェクトは、地域・業界・業種にとらわれない連携関係の創出を目指し、さらなる成長を志向するスタートアップを総合的に支援するプロジェクトです。
オンラインと拠点施設を組み合わせ、新たな事業展開にチャレンジするスタートアップと支援パートナーが出会い、連携の幅を拡げ関係性をも深められるコミュニティの構築をコンセプトに据えています。
さらに、交流機会の提供や課題解決に向けたマッチングなどを支援し、スタートアップ支援施設などの各地域の既存支援機関とも積極的に連携し、各機関の会員が有する事業課題についても強みを持つ連携先へとつなぎ、解決を目指すHUB機能の構築を行っています。
その取り組みの一貫である「NEXs Tokyo 連携事業創出プログラム」は、個別ハンズオン支援により、新たな事業展開を目指すスタートアップと全国各地との連携事業を創出するプログラムを行っています。
第6期受講企業「JUMPコース」に採択されたPiezo Sonic
弊社は、第6期受講企業「JUMPコース」に採択されました。「JUMPコース」は、その名の通り東京から各地域に「飛び出し」、事業展開の実現を目指すコースです。
都外・都内に本社を構え、創業10年以内(第二創業)のスタートアップが対象となる本コースは、約5か月間のメンタリング・伴走支援に加え、NEXs Tokyoの活動拠点やコンシェルジュ支援を無償で受けることもでき、ソフト・ハード両面で事業成果の達成をトータルサポートできるプログラムです。
採択企業の審査基準には、本プログラムを通じ、都内のみならず他の地域にも経済的・社会的にインパクトのある事業を創出できる事業モデルやポテンシャルを有していることが掲げられ、全国・東京の地域・プレイヤーの枠を越えた連携につながるモデル事業の創出を目指しています。
「NEXs Tokyo 第6期 連携事業創出プログラムデモデー」での受講企業によるピッチ
5ヶ月間の短期集中プログラムを終えた2023年11月8日(水)には、NEXsTokyoコミュニティースペースにて「NEXs Tokyo 第6期 連携事業創出プログラムデモデー」が開催され、各社受講企業によるピッチおよび授賞式が執り行われました。
第6期受講企業「JUMPコース」の5社のうちの1社として、弊社のピッチには代表の多田が登壇し、5ヶ月間におよぶプログラムの成果報告も含めた事業プレゼンテーションを行いました。
第6期受講企業には、システムやWeb・アプリ開発を出展事業とする企業が目立つ中、ハードウエアのスタートアップ企業である弊社。
製造業やハードウェアに関する業界知見を持たない方々も多く聴講することを想定し、多田はピッチ冒頭で「モータとロボットのメーカーではあるが、お客様の困りごとを解決に取り組んでいます。プレゼンを通して、ご自身が思い描いているサービスを創れるか、こんなことできるかなという目線で見ていただけるとありがたい」と切り出しました。
プレゼンテーションは、『待機電力ゼロで姿勢を保持する高トルクモータと屋外走行が可能なAMRを開発する「ハードウェアスタートアップ」』というタイトルで、高トルク超音波モータ:ピエゾソニックモータ、搬送自律移動ロボット:Mightyの紹介を行ったうえで、弊社が描く社会のあり方について語りました。
高トルク超音波モータ:ピエゾソニックモータは、磁石やコイルを利用せず、圧電セラミックを振動させ、そのエネルギーを駆動力としています。
小型でありながら、同サイズのDCモータと比べて約5倍〜10倍の高トルクを発揮します。非通電、非制御で姿勢・状態を保持することができ、バックラッシュがないために高精度な位置制御が可能です。
▼ピエゾソニック モータについての詳細情報はこちらからご覧いただけます。
⾃律移動ロボット:Mightyは、日本の月面探査ロボットの機構を応用した特殊なサスペンション機構と、待機電力ゼロで姿勢を保持できる「ピエゾソニック モータ」をステアリングに搭載し、世界最高の不整地走行性能を備えた搬送用自律移動ロボットです。
15cmの段差の乗り越え、その場旋回、真横移動が可能であることから、屋外・屋内問わず多くの場所で路面状況を気にすることなく走行できることが大きな特徴です。
AMR:Migytyについての詳細情報はこちらからご覧いただけます。
プレゼンの最後には、Mightyの導入前コストの削減自治体様への導入提案方法の理解など、本プログラムを通じて得た知見や新たな展開を報告した上で、地方自治体や各企業様へのご協力・ご支援のお願いを呼びかけました。
NEXs Tokyo第6期連携事業創出プログラムJUMP最優秀企業賞を受賞
採択企業10社のピッチ終了後、NEXs Tokyo第6期連携事業創出プログラムDIVE/JUMPの最優秀企業賞の表彰式が執り行われ、弊社は「JUMPコース」における「最優秀企業賞」を受賞いたしました。
多田は受賞のコメントとして、「このような賞をいただき、大変ありがたく思っています。2017年に一人で創業し、モータもロボットもお客様とともにより良い製品をつくっている段階にあります。こうして賞をいただくのみならず、気軽にお問合せいただき、弊社との新たな製品・サービスづくりにご協力いただければ嬉しく思います。スタートアップがますます羽ばたいていけるよう、皆様でを合わせて実現していけたらと思います」と語りました。
この度の受賞ならびに、本プログラムで得た知見やご縁を大切に、今後もモーターとロボティクス技術を用いて『ケガや病気になっても楽しめる生活ができる社会』の実現を目指してまいります。
今後も多くの方々に、弊社や弊社製品に興味を持っていただけますと幸いです。
併せて、新しい製品開発に取り組む研究開発型エンジニアを募集しておりすので、ご興味を持っていただいた方はご連絡ください。
お問合せにつきましては、下記より直接弊社までご連絡ください。
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